はじめに

この書籍の日本語版の翻訳にあたっては「仮想空間ネットワーク」上にいる「テクノロジーを生かした教育を日本国内でもさらに拡大したい!」という強い希望を持っている、12名の大学教員をはじめとする方々の協力を得ることができました。

ボランティアで翻訳に時間を使い、ようやく Pressbook 版を完成させることができたことを大変嬉しく感じています。そしてトニー・ベイツ博士にも、是非ともこの喜びを伝えたいと思います。

私はこの本で述べられた内容を、読者の皆さんの教育にも生かしていただきたいと願っています。そして日本の教育にも是非とも取り入れていただきたいと願っています。

このような取り組みを広げていくことによって、世界各国の教育をも変えていくことができるでしょう。また、デジタル技術を使うことで学習コミュニティにますます多くの人々を誘い込み、共に学んでいくことができるでしょう。これこそまさに、私自身がこの書籍を翻訳したかった理由でもあります。

このような内容が日本語で入手できることで、今後ますます多くの方々が、この書籍から得たことをヒントに、研究を深めていく勇気の源になることを希望しています。

最後になりますが、BC Campus は このような OpenTextbook、すなわち「無料の教科書」を教育や学習のために出版してくれるウェブサイトを運営しています。Google Chrome を使うと機械翻訳版を読むことができます。http://opentextbc.ca

ダグ・ストラーブル

2020年3月

世界では絶えず紛争のニュースが伝わってくるように感じられる中、皆さんの共同作業のおかげで、素晴らしいオープン・エデュケーションの輪が広がりました。

皆さんの努力の成果はきっと日本の読者にも伝わることでしょう。どうもありがとうございました。

トニー・ベイツ

2019年1月

訳者一覧・担当箇所

ダグ・ストラーブル(冒頭箇所・付録B・付録D)

吉永 一行(第1章・第2章)

藤永 史尚(第3章)

淺田 義和(第4章)

木村 修平(第5章)

神谷 健一(第6章・第7章・監訳)

山内 真理(第8章)

岡本 清美(第9章)

長岡 千香子・喜多 敏博・平岡 斉士(第10章・付録A・フォーマット統一)

大澤 真也(第11章)

平野 貴美枝(第12章)

※付録C については原文のままで収録(明らかな誤植は訂正。2019年5月1日時点でのリンク切れはリンクを削除。)

底本 Teaching in a Digital Age by A.W. (Tony) Bates へのリンクは以下の通りです。

https://opentextbc.ca/teachinginadigitalage/

ライセンス

クリエイティブ・コモンズ 表示-非営利 4.0 国際 ライセンスのアイコン

Copyright © 2020 『日本語版』, 2015 Anthony William (Tony) Batesの「デジタル時代の教育」は、特に断りのない限り、クリエイティブ・コモンズ 表示-非営利 4.0 国際 ライセンスに規定される著作権利用許諾条件。

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