This story was told to Keira Tomoko by Suteno Huci, the elder with whom Keira san lived for a year, about her first encounter with miso received from Japanese neighbours. The level is upper beginner.
読む前に、新しい単語を覚えましょう。
お話に出る漢字を勉強しましょう。
では、本文を読みましょう。
六、七歳のころ、一緒に暮らしていたフチ(祖母)が、近所の開拓農家に頼まれて手甲や脚半を作ってな、それを私が届けに行ったことがあったんだ。お礼にと荷物を背負わされたんだが、持ち帰って開けてみたらオソマ(糞)だった!ウエン・シサム(悪い和人)は、何だってオソマなんかくれるんだろうと思っていたら、フチはそれでオハウ(汁)を作り、おいしいから食べろと言う。妹は食べていたけれど、私はオソマの汁なんか食べられないと見向きもしなかった。その汁をやっと口にしたのは、三、四日たってからだった…..
計良智子, フチの伝えるこころーアイヌの女の四季 p. 10
お話のながれは?絵を順番にならべましょう。
お話がわかりましたか?チェックしましょう。(質問は7つあります。)
聞きましょう。ふつうの速さでちょうせん!
もう一度、ゆっくり聞いてみましょう。
考えましょう かんがえましょう Reflection
考えて、書いてみましょう。
これと同じような文化的な間違えをしたことがありますか。
Media Attributions
Hos (Ainu Leggings), circa 1904, Japan, maker unknown. Gift of Mr K C Bibby, 1956 by Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa is licensed under CC BY-NC-ND 4.0.
さい years, age
いっしょ together
そぼ grandmother
きんじょ neighborhood
かいたくのうか pioneer farmers
てっこう a covering for the back of the hand and wrist
きゃはん gaiters/leg protectors
おれい appreciation
にもつ package, luggage, gift
せおう to carry on the back
もちかえって to take home
ふん poop, feces
わじん non-Ainu Japanese people
しる soup
いもうと little sister
みむき look back on
ばあちゃん grandmother
みそ miso (fermented bean paste)
であい encounter/meet