10 現代のアイヌ Contemporary Ainu

This reading contains intermediate-level vocabulary but the grammatical structures are at the upper-beginner level.

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漢字も覚えましょう。

 

現在、アイヌの人たちは日本人同じように生活している。北海道のアイヌの人口減ってきていて、2006年の調査では23,782人のアイヌがいたが、2017年には13,118人となっている。しかし、差別避けるため、自分のアイデンティティーを隠したアイヌもたくさんいるから、本当人口は分からない。ほとんどのアイヌの人々北海道住んでいるが、東京住んでいるアイヌもたくさんいる。1960年代の高度経済成長期に多くのアイヌの人々は仕事探し北海道を出て、東京引っ越した。

1970年代からは、アイヌの人々の権利主張する団体が多く生まれた。そして、1997年の文化振興法でやっとアイヌの存在認められた。けれども、先住民族としての権利はまだ得られなかった。ただ、この法律制定後、アイヌ文化フェスティバルなど、文化保存活動が大きく広がった。2008年になると、アイヌを日本の先住民族とすることを求める決議が行われた。そして、2019年には、アイヌ民族を「先住民族」とはじめて明記したアイヌ新法ができた。ただし、このアイヌ新法認める権利は、アメリカやカナダなどの欧米諸国が先住民族に認めている権利と同じではないとして、この法律反対するアイヌの人々もいる。日本政府はアイヌの人たちを支援してきたが、いまだに差別残っている。

 

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Indigenizing the Japanese Language Curriculum Copyright © 2023 by Nina Langton is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International License, except where otherwise noted.

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